お花見

今週のお題「お花見」

一昨日と、昨日の桜の日、

京都でお花見をして来ました。

いい桜日和に誘われて、土曜日から1泊のつもりが3泊に なりました。今は大阪に帰っています。

一昨日は、夕散歩。

川面が反射光でキラキラ光り、咲き始めた桜に いっそう輝きを添えていました。

枝垂れ桜の薄桃色と枝垂れ柳の若緑、川面の白銀色、優しい春色、花見団子色。

昨日は、朝散歩。

桜の日とあって、一気に満開モードへ。

咲いてゆく桜にはパワーを感じる。桜のお花も生命力に溢れている感じでした。

それそれの桜達が嬉しそう。桜自身のこの世の春。

この間までふくら雀だったスズメ達もすっきりとスマートになり、楽しそうに囀っていて。

亡き祖父が好きだった海堂桜にも出会えました。

今はもう枯れてしまって、その姿はないけれど、かつて実家の庭には 丸く形付けられた海堂桜があり、祖父のお気に入りでした。花の頃になると、中にぼんぼりを入れていました。そのぼんぼりの和紙は、上の方は水色、下の方は薄桃色のぼかしで、祖父が自分で和紙を染めていました。子供の頃、その下で、ゴザを敷いておままごとの様な事をしていたっけ。

あれは、私のお花見の始まりだったのかな。

おじいちゃんは 天国でも、あの海堂桜を丹精に手入れをして、今の時期、新しく和紙を張り替えた ぼんぼりを中につるして お花見をしている様な気がします。

その海堂桜も、祖父が他界した数年後、愛でてくれた祖父の後を追う様に その命を終えたから。