ritsu-kokoro’s blog

日々の思いを綴ります。

雨の大洲

昨日、伊丹から松山までANAに乗り、空港バスに乗り継いで伊予大洲駅に着いた。 大洲在住の従兄弟の息子さんが車で迎えに来てくれて宿泊先に到着。 玄関には私の大好きな蝋梅が香っていた。 宿泊先の近くの従兄弟の家で仏壇に手を合わせ、コーヒーをいただいた。 一昨年の7月7日のの水害で床上浸水となり、かなりリフォームしたという。 1.8mの基礎の土台がある家だから最初は大丈夫と思っていたらしく、災害に遭っても、うちだけは、私だけは大丈夫という心理があり、避難所にも行かず、2階に親戚が集まり、孫達と笑っていたという。 気がついたら、とんでも無い浸水になってあたり一面海のようになっていたとか。 そういう心理は確かにあると思う。 いろいろあっても自分だけは助かるという気持ち。

それでも、翌日には水道復旧し、いろいろな人の助けもあり、従兄弟が亡くなったばかりで引きこもっていた従兄弟の奥さんもあれこれ片付けに追われ、お嫁入り箪笥も2つ、思い出のアルバムもいろいろなその他の家具も皆捨てたと言っていた。浸水被害で捨てざるを得なかったという事だ。 リビングのフローリングは大丈夫だったらしいが、畳はすぐ浮いたという。 当時は岡山の被害が目立っていたが、愛媛も酷かったのだと知る。

そういえば、3年前に伺った時は、仏壇は床の間のある和室にあった。今はフローリングの洋室になっていた。

それから、みんなで旅館に戻り、5人の子供を入れてみんなで12人の夕食会。 お墓参り目的で急に来たのに、愛媛の親戚みんなで会いに来てくれて嬉しかった。 大洲の親戚は、皆、仲が良くて温かい。

明日は、大洲のお寺に伯母と従兄弟、そして内子のお寺の祖父母と叔父の奥さんのお墓参りに行きます。

雨の大洲

愛媛の親戚