今日は、夫の耳鼻科診察に付き添って行った。
病院の駐車場への道の途中、海棠桜が咲いているのを見た。
風が強かったので、少し立ち止まっただけで、写真は、撮らなかったが。
海棠桜は、昔 、実家の庭にあり、祖父が丹精に慈しみ、大きく丸く形造っていた。大人の背より少し高いくらい。
花の頃には、祖父が作ったぼんぼりをその大きな海棠桜の花籠の中につるしていた。ぼんぼりの和紙は、上が青く下が薄桃色に 毎年祖父が染めていた。
子供の頃、その下に茣蓙を敷いてお花見していた。
祖父亡き後、祖父の愛したその海棠桜も命を終えた。
今日は海棠桜に会えてよかった。