コロンの命日
3年前の今日、2月6日、愛犬だったコロンが急死した。
前日から食欲が無く、心配だった私はその夜はケージに入れず、私のベッドで寝かせた。私の鼻を舐めたり、私のお腹の上に乗ったり。
その朝、出掛ける用事があったので、コロンをケージに入れて、私は髪を整えた。 そして、コロンを見に行くと、伸びる様に寝ていた。
が、触ってみると冷たいのだ。
驚いた私は抱き上げた。 コロンは冷たくなって死んでいた。
出掛けるのはもちろん中止。それから、娘に電話したり、留守だった夫に連絡を取ったり。 動物病院に電話して、診てもらう事にして、車で連れて行った。内臓が弱っていたそうだ。 ダンボールの棺に入れてもらって帰って来た。 宝塚動物霊園で火葬の日も決まった。 私はAmazonで新たに犬用の棺を買い、千里阪急でお花をたくさん買った。 コロンに可愛い服を着せて、棺の中に入れ、花で埋めた。
3日後、娘と共に霊園に連れて行き、お骨になったコロンと共に帰って来た。
引っ越した今もリビングにコロンはいる。実家に住む様になったら、庭に埋めたいと思っている。昔の愛猫ミーも桜の木の根本に眠っている。
生きていると、こうして死に遭遇する。 哀しみが心に残る。
空を眺める。 この世に居なくなった存在が、空から笑っている様な気がする。
生きているという事は、必ず死ぬという事。
深い息をしてみた。